ことぶきブログ

2013年8月21日 水曜日

便利になる怖さ

最近は何かと便利になり、体を動かして何かをするという事がどんどん減りつつあります。
例えば、米を炊く際に、昔は重い鉄釜で米を研いで、薪を焼べて微妙に火加減を調節しながら炊き上がるまで常に注意を注ぎ、炊けたご飯はお櫃に移したりと、食に着くまでにかなりの行程がありました。coldsweats01
また、洗濯をする際も一枚一枚手洗いでした。paper
テレビを観るときは、テレビの場所まで行き、本体に付いてるスイッチを押したりチャンネルを回したり(今はチャンネルを回すとは言わないcoldsweats01)しなければなりませんでした。
現在はどうでしょう?
米を炊く際は、研ぐまでは同じ(研がなくてもいい米もありますが)ですが、あとはスイッチ一つで炊き上がりから保温まで機械が行います。
洗濯も、洗濯機に洗濯物を放り込めば、あとはスイッチ一つで乾燥までこなします。
テレビのチャンネルを変える際もいちいち動く必要がありません。
ここで私が言いたいのは、昔を生きてきた人達は、生きること、生活することそのものが、運動だったのです。
だから、昔の人は平均的に体力があったのです。
ところが今や、これまで人がやってた事を、すべて機械がやってくれるお陰で、非常に便利で楽になった反面、運動量が極端に減ったために、運動不足による障害を訴える方が増えてきました。
個人差もある為一概には言えませんが、運動不足は万病のもとです。coldsweats02
運動不足により血液循環が悪くなると、腰痛や肩こりといった筋肉の痛みだけでなく、内蔵や脳にも悪影響を与える恐れがあります。bearing
なんでも便利になって一度楽を覚えてしまうと、あえて時間を作って運動をするという事が面倒臭くなってしまいます。そこが落とし穴でもあり怖さでもあります。
忙しい毎日を送る中で、時間を作る事は難しいかもしれませんが、今では、ちょっとの合間でも簡単に出来る健康体操も本やDVD等でも多数紹介されていますので、そういったものを活用するのも一つの方法です。
便利になることは悪いことではありませんが、便利さにどっぷり浸かってしまうことはなるべく避けましょう。run






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投稿者 共生ことぶき整骨院

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2017/10/17

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