よくあるお悩み

2013年9月 5日 木曜日

大腿骨頭すべり症

当院で以前このような事がありました。
股関節が痛いと言って、当時10代前半のやや肥満の男児が両親に連れられ来院しました。
これまで、接骨院、整形外科と何院かにかかったが、特に大きな異常は見当たらず、電気やマッサージを施すだけの治療で、症状は全く改善しない、ということでしたthink
まず、歩行を診てみると、脚を引きずるように歩く、仰臥位で股関節を屈曲すると、まっすぐ曲げられず、外側に開いてしまう。
10代男児、肥満、股関節の痛み、跛行、となると、まず考えなければいけないのが、大腿骨頭すべり症です。
しかし、この病気は子供10万人に対し3人という、非常に珍しい病気である為、診断及び治療が難しい等の特徴をもっています。
もし予想が正しければ、早期発見、早期治療が最も重要な鍵となります。
以前通われていた整形外科でレントゲンを撮られていたのですが、異常が無い、と言われそのままにしておいたそうですが、念のため借りてきてもらうようお願いしました。診てみると、異常が無いどころか、かなりのズレが生じていましたcoldsweats02しかし私だけの見立てだけでは説得力に欠けるので、私が最も信頼する、当院の提携整形外科の院長に、レントゲンを診て頂きました。
そこで院長が一言
「これはかなりすべってるな~!早く病院に送らないと、手遅れになるぞ!それにしても、なぜ最初の診断で判らなかったのかな~?think
翌日、両親にこの事実を説明し、早急に入院施設のある病院に行くよう促しました。
早期に発見していれば、骨を切らず、簡単な手術で済みますが、遅れると、骨切り術を行うなどの大掛かりな手術となります。今回の場合は、そのギリギリのラインでした。
後日、状態を伺ってみると、なんとか、簡単な手術で済んで、経過も順調とのことでした。
私は、ほっと胸をなでおろしましたcoldsweats01
ここで、敢えて言っておきます。
大腿骨頭すべり症を疑ったのは、私ではなく、当時当院の治療スタッフだったもう一人の柔道整復師でした。
どこの治療院や整形外科でも見落とした病気を見抜いた彼を、私は誇りに思います。
柔道整復師と言えど、やはり幅広い知識は絶対必要です。

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投稿者 共生ことぶき整骨院

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2017/10/17

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手技療法研修会出席の為、
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その振替診療として、
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