よくあるお悩み

2013年8月29日 木曜日

頚部(乳様突起付近)の痛み

今日,耳の奥の方が痛いと言う患者様が来院されました。何もしなくても痛みがあり、唾を飲むと更に痛みが増すということで、当院に来る前に、耳鼻科に行かれたそうです。結局そこでは原因が判らず、痛み止めだけもらって、飲んだが、一向に改善しない。bearing
当院で、痛みの正確な場所、また原因と思われる箇所を調べていくと、耳の奥ではなく、後頭部の付け根、乳様突起付近の痛みであることが判った。胸鎖乳様突起を摘むと顔をしかめる程痛いbearing
以前に説明した通り、首の痛みの原因は、足関節付近や膝関節付近、手関節などにあることが多い。それらの関節付近を調整していくと、胸鎖乳様突起の痛みは消え、安静時でも痛みがあった乳様突起付近も全く痛みが無くなり、唾を飲んだ際の痛みも消失した。
痛みというのは時に、患者様本人が痛い場所がはっきり判らず、間違った症状を訴える方がいらっしゃいます。
勿論、患者様の言うことは、ある程度参考にしなければならないが、全てを鵜呑みにしてると、正しい施術が出来ないことがある。
どのような状況でも、治療家としての視点から、正しい体の状態を把握しなければならない。
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2013年8月28日 水曜日

ストレッチの重要性

デスクワークなどで、一日中座りっぱなしで、ほとんど運動しないという方は、体中の筋肉が凝り固まってしまい、全ての関節可動域が、どんどん小さくなりますdown筋肉というのは自発的な動きとしては、収縮することしかできません。
解りやすく言うと、腕で言えば、肘を曲げる時は上腕二頭筋が収縮するから曲がるのですが、この時、反対側の上腕三頭筋は弛緩しなければなりません。これは腕だけでなく、全ての関節に同じことが言えます。
しかし、体中の筋肉が凝り固まっていると、緩まなければいけないはずの筋肉が硬いままの為、関節の動きを邪魔してしまうのです。そうなると、ちょっとした動きでも疲れやすくなってしまいます。
疲れるから動きたくない、動かないから益々筋肉が硬くなる。こうなってしまうと負の連鎖反応が起こり悪循環から抜け出せなくなりますcoldsweats02悪循環を断ち切るには、何も激しい運動をする必要はありません。ストレッチだけでいいので行ってください。筋肉を動かせば、人間の体はその動きに適応する為、少しずつではありますが、柔軟になります。
マッサージも悪くはありませんが、筋肉を柔らかくする一番の方法は、動かす以外にありません。run
ストレッチの方法は当院でも指導しています。scissors
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

2013年8月27日 火曜日

夜間痛、安静時痛

当院に来院される患者様の中に時々、夜間痛や安静時痛を訴える方がいらっしゃいます。
大抵の場合、筋骨格系の問題であることが殆どなので、大部分が改善されるのですが、
希に内科的な疾患が隠れている事があるので、注意しなければなりません。
過去にこんな例がありました。
腰から鼠径部にかけて強い痛みがある、という男性が来院され、問診を進めていくと、夜間痛があるということでした。
多少の不安をおぼえながらも、いつも通り施術を施しましたが、少し良くなる程度で、大きな改善は見られませんでした。私は、夜間痛という言葉が引っかかっていたので、内科の方でもみても診てもらうよう勧めました。
その方はその日以来、当院にはお見えにならなかったので、少し不安だったのですが、後で聞いた話では、末期の直腸癌だった、ということです。この癌は早期発見が難しく、自覚症状が現れた時には既に進行していることが多いようです。手遅れにならない為にはやはり定期検診しかありません。
夜間痛、安静時痛を訴える方が来院した際、施術しても改善が見られない場合は、深追いせず、まず内科での診断を必ず受けて下さい。
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

2013年8月24日 土曜日

足首の痛み

当院には、原因不明の痛みを訴える患者様が割と多くいらっしゃいます。どこの医療機関へ行っても、原因がよく分からず、「様子を見ましょう」、と言って湿布を渡されるだけ。もちろん痛みは改善しないbearing
先日、足首の痛みを訴える方が来られました。捻った記憶はないし、押してもそれほど痛くない。歩行時がかなり痛い、と言うthink これは困ったcoldsweats02原因は一体何なのか?
いろいろ話を聞き検査をしてみると、膝にも痛みがある事が分かった。以前にもお話したように、膝の痛みは、股関節の硬さが原因であることが多いということは分かっている。  もしやと思い、膝痛を解消する為の股関節の調整を行ってみたところ、なんと歩行時の足首の痛みはほぼ消えたcoldsweats01
この方の場合、足首の痛みの原因は股関節にあったことになる。
この日もまた、局所だけを診ていては絶対に治せない痛みだった、ということを痛感する一日だったgood
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

2013年8月20日 火曜日

呼吸について

呼吸は、人が生きていくうえで、絶対に必要な機能というのは言うまでもありません。
呼吸とは、体内に酸素を取り入れ二酸化炭素を放出する働きのことです。
人の体はたえず代謝を繰り返しています。食物の中に含まれる物質と酸素を結びつけることによって、生命活動に必要なエネルギー源を生産する為に大量の酸素が必要で、外部から取り入れる必要があります。その際に大量の二酸化炭素が発生するので、不要な二酸化炭素は外に放出しなければなりません。
肺呼吸とは、肺が膨らんだり縮んだりすることで、酸素を吸ったり二酸化炭素を吐いたりしている訳ですが、実は肺自身は伸縮機能はありません。
肺は肋骨、肋間筋、脊椎、横隔膜によって工制された胸郭という籠の中に収められています。その胸郭が収縮、拡張を繰り返すことで、肺の中の空気が出たり入ったりしているのです。
しかし最近は、デスクワークや姿勢の悪さから、肋間筋や大胸筋、腹筋などの、呼吸の為に働くはずの筋肉が硬くなってしまい、本来の胸郭の動きが充分になされていない人が非常に多く見受けられます。となると、酸素が充分に取り込めず、血液の循環が悪くなり、内蔵や脳にまで影響を及ぼしかねません。bearing
呼吸をしっかり行うことで、体の殆どの器官が活性化し、健康的な生活を送ることが出来るのです。
実は当院の骨格調整は、ただ単に歪みを正すというだけでなく、呼吸をしやすくする、という目的も含まれています。
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

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2017/10/17

11月の休診日、診療日一部変更のお知らせ。

手技療法研修会出席の為、
11月6日(月)
休診とさせて頂きます。
その振替診療として、
11月3日(金)祝日
通常診療とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが、
      よろしくお願い致します。

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