よくあるお悩み

2017年6月23日 金曜日

テニス少年の苦悩!

先日、テニスをやっている高校生が治療に来た。
この高校生は、肉離れとまではいかないものの、右のふくらはぎが異常に張っていて、歩くのも辛いほど痛いと言うbearing
勿論、テニスをやっているので、ふくらはぎが張ってくるのは仕方ないが、どの部分の緊張が強いかによって、正しい体の使い方が出来ているかどうかが、おおよそ判断出来る。
ふくらはぎから足底にかけての緊張状態をチェックしてみた。すると、最も理想とする緊張部分と少しずれていることが分かった。
私は高校生に訪ねた。
「相手が打ってきたボールに対する反応速度はどうだい?」
すると高校生は
「頭では、どこに飛んでくるか、直ぐに反応するけど、体が素早く動かなくて結局追いつけない」
と言う。
私の予想通りだったthink
正しい筋肉の使い方が出来ていないangry
今のままテニスを続けていても間違いなく上達はしない。
私は彼に言った。
「このまま何年続けても進歩しないから、今日、筋肉の使い方、正しい動き、意識するところを説明するから実行してみて!まずこの痛みを取っちゃうねgood
約10分程の施術で、痛みは完全に無くなった。
しかし、この高校生にとって最も重要なのは、痛みを取ること以上にテニスの世界で輝かしい成績を収めること。
真剣にスポーツに取り組んでいる人であれば当然のこと!
しかし、肝心の、最も基本的な部分を理解していない競技者があまりにも多いangry
どんな競技においても同じ事が言えるが、常に上位に食い込む選手は、基本を熟知しているか、天性の才能で自然に身に付いているかのどちらかである。
基本を抑えた上で徹底的に練習するから、基本が出来ていない選手とどんどん差がつくのは当然である。
早く高い技術を身に付けたい気持ちは分かるが、技術とは基本という土台の上に成り立つもの!
どんなに頑丈で立派な家を建てても、土台がしっかりしていなければ簡単に壊れてしまうcoldsweats02
それと同じように、基本の出来ていない技術というのは、何の役にも立たない。
物事には全て、完成するまでの順序というものがある。
これを無視すると、これまで費やした時間が全て無駄になりかねない。
早い段階でこの事に気付けば、これまでの無駄を取り戻すことが出来る。
しかし、間違った状態で出来上がってしまうと、ここから修正するのは非常に困難となるsweat01
伸び悩んでいる選手は、何かが間違っている可能性が高い。

話を彼に戻そう!
治療を終え、体の動き、筋肉の使い方などを細かく説明し、その日は終了した。
2週間後、彼は再びやって来た。痛みは殆ど再発していないhappy01
それよりも、嬉しい報告があった。
今まで一勝したことがなかった選手に勝つことが出来た、というのであるsign01
私は、心から嬉しかった、と同時に内心驚いたcoldsweats02
私の説明を聞いて直ぐ実行したからといって、こんなに早く成果が出るとは思っていなかったからだ。
才能とは必ず基本の上に成り立っている。基礎が完成すると眠っていた才能が途端に開花する人は実は結構いる。
もしかすると彼は私が思っている以上に才能があるのかも知れない。
たまたまこれまで、自分も周りも気付かなかっただけなのかも知れない。
どこまでいけるか分からないが、これを機にどんどん飛躍してもらいたいtennis

世の中には、どんなに努力しても結局芽が出ず、埋もれてしまう人が大勢いる。
せっかく持っている才能を眠ったままにしておくのは非常に勿体無いsign03
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

2017年6月 6日 火曜日

根本治療とは!

世の中には、「根本治療」を謳い文句にしている治療院は多く存在します。
「歪みを治す」「筋肉を柔らかくする」「内蔵調整」「頭蓋調整」「患部に直接触れる施術」「患部から離れた所から施術」「冷やす」「温める」など、色んな方法があります。
状況にもよりますが、どれも間違いではありません。 それなりに結果は出るので!
しかし、「完治」という状態を 100 だとすると、どんなに優れた施術であったとしても、我々が出来ることは 100の内の10~20%位ではないでしょうか!?
では、残りの8割はどうすればいいのか?
過去のブログで何度か話していますが、それは患者様自身の間違った認識にあります。
つまり、間違った認識を正して、それを実行すれば、それだけで症状の8割近くは治ってしまうということです。
これだけでも、限りなく100に近い状態です。
もっと言えば、正しい認識さえ持てば、多くの方は、病院も治療院も必要ない、ということになります。
逆に、どんなに良い治療を受けたとしても、間違った生活習慣、間違った医療常識を改善していかなければ、結局3歩進んで3歩後退する=0 ということです。
0に1万かけても1億かけても、0は0です。つまり、悪化はしないけど治りもしない状態です。 0ならまだマシです。
3歩進んで5歩後退する人がいます(これは例えです)。健康上に於けるマイナスの生活を続けていけば、マイナスポイントはどんどん加算されます。
良い治療を受けているのに悪化してしまうほど悲しいことはありません。だから、自分自身の生活習慣を顧みない医療に丸投げする姿勢は、非常に危険なのです。
ここで問題なのが、国民の殆どが、偽常識を、当たり前のように、正しい、と洗脳されていることです。
これまで、何十年も正しいと信じてきたことを、突然、間違いだ、と突きつけられても、にわかには受け入れられない、というのも無理はありません。
内容によっては、かなり衝撃的なものもありますから。
気持ちは非常によく分かります。
何故なら私自身、様々なことを学んでいく中で真実が徐々に見えてきた時に、にわかには信じられませんでしたから!
しかし、信じようが信じまいが現実は現実です。
ここで具体的な内容を全てお伝えすることは出来ませんが、さわりだけお話します。

例えば、減塩についてです。
何故、減塩を国が推奨したかというと、高血圧や心臓病などの原因だから、と言うのです。
そんな国の指導に足並み揃えて多くの医療機関、栄養士、食品、飲食関連企業などが、減塩を謳うようになりました。
そもそも、古墳時代、海水から作った塩は、ミネラル栄養分が99%という純度の高いものでした。
しかし、昭和46年に新しい製造法が開発され、それによって、ミネラル栄養分が全く無くなった、塩化ナトリウム99%という偽塩が日本の食塩として定着してしまったのです。
よって、それ以来、食品から必須ミネラルが失われ、それにより、本来人間が持っていた免疫力が著しく低下し、感染症や高血圧などの生活習慣病になりやすくなってしまったのです。
減塩、減塩!と本物の塩の意味も分からず、ただしょっぱいだけの偽塩を塩の一括りにする、専門家たちの指導によって、本物の塩の摂取すらも控えてしまって、ミネラル不足になってしまっているのが現状です。人間はミネラルが無ければ生きていけません。血液にとって最も大事な栄養素ですから。
真実を分かっていれば、全くバカげた健康常識だという事がご理解頂けると思います。
しかし、これはほんの序の口です。この他にも世の中には、まだまだ耳を疑うような偽常識が溢れかえっています。

真実を知ることは、非常に怖いことです。
今まで、当たり前のようにやって来たことを全て否定することになりかねないからです。
しかし、真実を知らずして健康は絶対に有り得ません。
真実を知り、理解し、実行すれば、それだけでも限りなく100に近づくことが可能となります。
やる事はいたってシンプルで非常に簡単です。何も難しいことはありません。
後は、みなさんの勇気次第です。
健康になるヒントは、実はそこらじゅうに転がっています。しかしそれは、人が目を向けたくないような所に有るものです。
どんなに目を背けても、結局は全て自分に還ってきます。
みなさんが勇気を持って行動を起こすことが出来れば、後は我々治療家が治る近道に誘導するだけです。
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投稿者 共生ことぶき整骨院 | 記事URL

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2017/10/17

11月の休診日、診療日一部変更のお知らせ。

手技療法研修会出席の為、
11月6日(月)
休診とさせて頂きます。
その振替診療として、
11月3日(金)祝日
通常診療とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが、
      よろしくお願い致します。

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