そんな事があっていいのか？？|夜20時半まで受付している蒲生の共生ことぶき整骨院ブログ

ことぶきブログ

2014年7月10日木曜日

そんな事があっていいのか？？

先日、当院の患者様に衝撃的な事実を聞かされた

その方は以前夫婦で、あるリラクゼーションサロンに行ったそうである

その施設のスタッフに、誓約書にサインをするよう要求され、内容を読んでみると、
「施術中に於ける事故が発生したとしても、責任は問いません。」と書かれてあったそうである

つまりこれは、「事故を起こす可能性がありますよ、過去に事故が発生してますよ」という事を公表してる事になる

まぁ、正直と言えば正直

その夫婦は、誓約書の内容を読んだ瞬間怖くなり、施術を受けずに帰ったそうである

我々治療家が医療類似行為を行う際、医療事故が起きないよう、患者様の体の状態を細部まで把握し、状態に合わせ、やっていい治療、やってはいけない治療を吟味し、患者様に於いても、日常生活で注意して頂く事、禁忌事項などを、しっかりと説明する。いわゆる、インフォームドコンセントである。
これは、治療家にとって当たり前の事である

例えば、こういうことは言えるかも知れない

正しい施術を施したにも関わらず、良い結果が出なかった、又は予想外の出来事が起こってしまった

こういった場合は、責任は発生しないかも知れない

しかし、間違った施術を施した、又は明らかにミスを犯してしまった場合は、いくら誓約書にサインをしたとしても、それは無効である

しかしこれは、責任うんぬんという問題ではない

体の事を何も知らない者が、医療類似行為を行うことほど恐ろしいことはない

我々治療家が、これまで何年何十年と医学を勉強し、そして今なお最新の医学知識を学んだとしても、人間の体はまだまだ分からない事が沢山ある。未知の世界である

人の体に触れるという事はそんなに簡単な事ではないんだ、という事をもっと認識すべきである

共生ことぶき整骨院
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