踵の痛み！|夜20時半まで受付している蒲生の共生ことぶき整骨院ブログ

ことぶきブログ

2015年4月 9日木曜日

踵の痛み！

踵の痛みに悩んでいる人は、意外と多い

当院にも時々来られる。
踵の痛みというと、歩きすぎ、とか、立ちっ放し、が原因などとよく言われるが、実際は殆ど関係ない

　歩き方や立ち方が原因である事は多いが

多くの方が、そのまま放ったらかしにしているか、治療を受けるとしても、せいぜい電気をして湿布を貼るか、それでもダメなら鎮痛剤、といった感じ

先日、当院に、正にそういう方が来られた

1ヶ月程前から痛くなり、電気と湿布で、痛みが取れなければ鎮痛剤を飲むよう言われて、結局それでも痛みは全く改善しないどころか、余計に痛みが強くなったそうである

まぁ、当然と言えば当然である。そういう問題では無いのだから

踵の痛みというと、足底腱膜炎という言葉を聞いた事があるかも知れないが、仮にそれであったとしても、踵だけが問題という訳では勿論ない

何度も何度も言っているが、やはり体全体を診る必要がある

案の定、骨盤が大きく歪んで、脚の長さが左右全然違う

これでは、痛みが出ても不思議ではない

原因が分かれば、やる事は一つ

体のバランスを全て調整、その間、踵には殆ど触れていない

そして、歩いてもらう

すると突然笑い出すその方

私が、「痛みはどうですか？」と聞くと、その方は、
「なんでなんで、全然痛くない、えっえっ！」と驚いた様子で、更に質問してきた！
（患者様）「何で、踵を殆ど触らずに、痛みが取れたのですか？」
（私）「要するに、踵が原因じゃなかったということですね。」
（患者様）「そんな事ってあるんですか？」
（私）「多々あります、っていうか殆どです。」
痛みは殆ど無くなったが、若干の違和感があると言うので、当院独自の踵の痛みを取る手技で約1分

完全に痛みも違和感も無くなった

　どんなに体重をかけても、床に踵を叩きつけても痛くない

そして、日常の注意事項を説明し、終了

治療院とは、ただその場で痛みを取ったら、ハイ終わり、ではダメなのである。
痛みの原因は、姿勢や癖など、その方の日常生活に問題がある事が多い。
日頃の日常生活で、やってはいけない事、やらなければいけない事を説明し気を付けてもらう、そこまでやって、初めて治療した、と言えるんじゃないかな

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