ことぶきブログ
2018年11月 7日 水曜日
2ヶ月前の寝違え!?
先日当院に「寝違えた!」という方が来院された。
寝違えという症状は、特に珍しいものではないが、この方は、最近ではなく2ヶ月前に寝違えた痛みが未だに改善しないという
実はこの方、3年ほど前に腰痛で当院に来院されていて、その時は2回の施術で完全に痛みが無くなった、という経験から再び今回の来院に至ったそうであるが、それにしても何故2ヶ月も放置したのか!と訊ねると、
「実は、放置していた訳ではなく、家の近くに新しい治療院が出来ので、試しに1ヶ月半ほど通ったが全く改善されなかった」という。
この方の自宅は当院から少し離れている為、近くに出来た治療院で治るのならその方が有難い、と思ったそうであるが、結局当院に来ることになってしまった
「寝違え」というのは、頚部筋の急激な拘縮によるものが殆どで、これが9割以上を占めている!
ごく希に筋繊維を損傷している場合もあるが、こういった場合は炎症が強い為、直接患部に触れることは避け、焦らず慎重な施術が必要不可欠となる
もしこの方が、筋繊維損傷という重症ケースであったとするならば、完治するのに2ヶ月以上要することもあるかも知れない
しかしこの方は治療院で、患部を直接、しかもかなり強い力で揉まれていた、という
症状が軽症であれ重症であれ、患部を直接強い力で揉んだり押したりすることは、絶対にやってはいけないことであり、これは治療における鉄則の筈だが!
これでは当然治る訳がない
もし筋繊維損傷部位を強く刺激していたとすれば、損傷部分が石灰化を起す為、通常の拘縮よりも何倍も硬くなってしまい、柔らかくなるまでに相当な時間を要するが、幸いにもこの方は、石灰化までは起こしておらず、後屈、左側屈、右回旋で強い痛みと可動域制限があったが、通常の拘縮であることが分かった
これさえ分かれば、あとはそれ程難しいことではない
時間にして約10分!筋肉が柔らかくなったことを確認し、再度チェック!
動作痛は勿論ゼロ、動作制限もほぼ正常に戻った
私はこの方に、今後の注意事項と体の正しい仕組みを詳しく説明すると、大きく頷き納得されていた
この世には、痛みや不調で長年悩んでいる方が非常に多くおられます。
何故、何年経っても改善しないのか 本当にこれほど大勢の方が、そこまで重症なのか
実はその裏には、正しい情報が国民に殆ど届いていない、という事実があります
多くの患者さんに接していると、間違った認識を正しいと思い込んでる方が非常に多い事に、いつものことながら驚かされます
長年、体の不調を抱えている方は、いかにも自分は被害者であるかのように認識している方が殆どですが、では、その加害者は誰なのか?という事を突き詰めていくと、結局それは自分自身であるということが分かります。(勿論例外はありますが。)
つまり、自分自身の日常生活を全く見直さず、体が要求しないものを永遠に与え続けて、健康でいられる訳がないということです
何をすれば健康になるのかという足し算ではなく、何を止めればいいのかという引き算の理論が判ってしまえば、健康を手に入れる事は、実はそれほど難しい事ではありません。
治療を受けるとか受けないとか、腕が良いとか悪いとか以前の問題です。
世の中には非常に沢山の「間違い」がはびこっています。その中から正しいものだけを見つけ出していくのは非常に困難な時代になっています。
しかし、世間がなんて言おうと、私は常に本当の正しいことを訴え続けていきます
共生ことぶき整骨院
埼玉県越谷市蒲生寿町20-33押田ビル1F
寝違えという症状は、特に珍しいものではないが、この方は、最近ではなく2ヶ月前に寝違えた痛みが未だに改善しないという
実はこの方、3年ほど前に腰痛で当院に来院されていて、その時は2回の施術で完全に痛みが無くなった、という経験から再び今回の来院に至ったそうであるが、それにしても何故2ヶ月も放置したのか!と訊ねると、
「実は、放置していた訳ではなく、家の近くに新しい治療院が出来ので、試しに1ヶ月半ほど通ったが全く改善されなかった」という。
この方の自宅は当院から少し離れている為、近くに出来た治療院で治るのならその方が有難い、と思ったそうであるが、結局当院に来ることになってしまった
「寝違え」というのは、頚部筋の急激な拘縮によるものが殆どで、これが9割以上を占めている!
ごく希に筋繊維を損傷している場合もあるが、こういった場合は炎症が強い為、直接患部に触れることは避け、焦らず慎重な施術が必要不可欠となる
もしこの方が、筋繊維損傷という重症ケースであったとするならば、完治するのに2ヶ月以上要することもあるかも知れない
しかしこの方は治療院で、患部を直接、しかもかなり強い力で揉まれていた、という
症状が軽症であれ重症であれ、患部を直接強い力で揉んだり押したりすることは、絶対にやってはいけないことであり、これは治療における鉄則の筈だが!
これでは当然治る訳がない
もし筋繊維損傷部位を強く刺激していたとすれば、損傷部分が石灰化を起す為、通常の拘縮よりも何倍も硬くなってしまい、柔らかくなるまでに相当な時間を要するが、幸いにもこの方は、石灰化までは起こしておらず、後屈、左側屈、右回旋で強い痛みと可動域制限があったが、通常の拘縮であることが分かった
これさえ分かれば、あとはそれ程難しいことではない
時間にして約10分!筋肉が柔らかくなったことを確認し、再度チェック!
動作痛は勿論ゼロ、動作制限もほぼ正常に戻った
私はこの方に、今後の注意事項と体の正しい仕組みを詳しく説明すると、大きく頷き納得されていた
この世には、痛みや不調で長年悩んでいる方が非常に多くおられます。
何故、何年経っても改善しないのか 本当にこれほど大勢の方が、そこまで重症なのか
実はその裏には、正しい情報が国民に殆ど届いていない、という事実があります
多くの患者さんに接していると、間違った認識を正しいと思い込んでる方が非常に多い事に、いつものことながら驚かされます
長年、体の不調を抱えている方は、いかにも自分は被害者であるかのように認識している方が殆どですが、では、その加害者は誰なのか?という事を突き詰めていくと、結局それは自分自身であるということが分かります。(勿論例外はありますが。)
つまり、自分自身の日常生活を全く見直さず、体が要求しないものを永遠に与え続けて、健康でいられる訳がないということです
何をすれば健康になるのかという足し算ではなく、何を止めればいいのかという引き算の理論が判ってしまえば、健康を手に入れる事は、実はそれほど難しい事ではありません。
治療を受けるとか受けないとか、腕が良いとか悪いとか以前の問題です。
世の中には非常に沢山の「間違い」がはびこっています。その中から正しいものだけを見つけ出していくのは非常に困難な時代になっています。
しかし、世間がなんて言おうと、私は常に本当の正しいことを訴え続けていきます
共生ことぶき整骨院
埼玉県越谷市蒲生寿町20-33押田ビル1F
投稿者 共生ことぶき整骨院