ことぶきブログ

2019年7月29日 月曜日

闇シリーズ「人工透析」!

人工透析とは、低下した腎機能の代わりに、器械によって血液のろ過や老廃物のコントロールをする治療法です。
腎臓は機能を維持するために、大量の血液を必要とします。
心臓が一回の拍動で送り出される血液の4分の1が送られ、約150~180リットルもの原尿が作られます。
そして、糸球体で何度もろ過を繰り返し尿の再吸収して、最終的に1~1.8リットルの尿として排出されます。
さまざまな原因により腎臓の機能が低下した状態を「腎不全」と言いますが、腎不全には急性と慢性があります。
ここで言う、さまざまな原因とは一言で言うと「ストレス」のことです。
つまり、急激に大きなストレスを受けたか、持続的にストレスを受けたか、の違いというだけです。
人間は、急激な又は持続的なストレスを受けると、血流量が低下して低体温になり、あらゆる機能が低下します。
腎臓も当然その影響を受けます。腎臓の働きが悪くなると、蛋白尿とか頻尿という現象が起きます。
すると腎臓は、ほかの臓器にはない自前の装置(レニン‐アンギオテンシン系)によって、血圧を上昇させ大量の血液を呼び込み機能を回復させようとします。
これを「腎性高血圧」と言います。
腎性高血圧は通常の高血圧とは違い、250~300前後という、普通の血圧計では測定できないほど上昇します。
他の臓器は、機能が低下しても、じっと耐えて回復を待つしかないのですが、唯一、腎臓に限っては機能低下は、死に直結する可能性が非常に高くなります。
つまり、腎性高血圧とは、死を回避するための最高の免疫システムと言えます。
しかし、専門医にかかると、まず治療としてやることが、利尿剤と降圧剤の投与です。
尿の出が悪いということで利尿剤を投与すると、尿の再吸収が出来なくなり強引に尿を排出させます。
すると体は極度の脱水状態になり血液濃度が高くなって、血液循環が極度に低下します。
さらに追い討ちをかけるように、降圧剤によって血流量を低下させ、腎臓にとって必要な血液量が全く届かなくなります。
このような治療を一ヶ月も続けていれば当然、腎機能はストップする為、人工透析にせざるを得なくなります。
今から約17年前は、人工透析の患者数が約10万人でした。当時、透析の増加人数が年に1万人と言われていたので、単純に計算すると現在は27万人位かと思いきや、既に40万人を超えています。
もし、腎臓治療が進歩しているのなら、増加人数が1万人から5000人に減ったというのであれば納得できますが、逆に、2万人規模で増えている現状を見て、これで進歩と言えるのでしょうか??
世界の透析患者数が約100万人と言われている中で、日本国内だけで約半数近くをしめているというのは、誰が考えても異常です。
何度も言いますが、人間の体は、絶対に間違ったことはしないsign01
我々医療従事者が本来やるべきことは、人間に元々備わっている機能回復システムをストップさせることではなく、手助けすることgood
これが分からない限り、現代医学は、治せない、という深みにどんどんハマり、蟻地獄から抜け出せなくなります。bearing
今の医学に必要なのは、技術の進歩ではなく、考え方の方向転換です。

共生ことぶき整骨院
埼玉県越谷市蒲生寿町20-33押田ビル1F

このエントリーをはてなブックマークに追加
このエントリをlivedoorクリップに登録
このエントリをBuzzurlにブックマーク
Deliciousにブックマーク

投稿者 共生ことぶき整骨院

アクセス


大きな地図で見る

【受付時間】
9:00~12:30
15:00~19:30
※土曜日は13:30まで

お問い合わせ 詳しくはこちら